ジャンクラボ
一見、余分・無駄に見えるような未解明の領域に対しての研究白書。(嘘を含む)
2008.10.10 (Fri)
どないなってんねん

「暑いんか、寒いんか、分からへん気候やな。」
とか、言いながら暖かい所で寝ている風太です。
株価の大幅下落、日本・4名がノーベル賞を受賞。
悪いニュース・喜ばしいニュース、日本の…いや、世界の明日はどっちなんでしょう??
* * * * * *
今朝、通勤時の電車の中で女子高生が
「昨日さぁ、『イキガミ』って映画観に行ったんだけど〜。」
と、話していました。
あ、その映画、漫画が面白かったから、私も見に行きたいと思ってたんだよ!
と、聞き耳を立てていましたところ、
「もう、最悪、全然面白くなかったー。」
と、話していて何だかガッカリしました。
まぁ、仕方ない、人にはそれぞれ好みがあるし、実写で転ぶのはよくある話だ、
でも、漫画は面白いんだよ〜と、心の中で密かに思っておりましたら…
「漫画も読んだんだけどさ、何か意味分からんなくて、面白くなかったよ。
絵も気持ち悪いしー」
と、話していて、
思わず通勤電車の中で彼女の胸倉を掴んで喧嘩を売りそうになってしまいました。
いやはや、大人気ない(笑)
人にはそれぞれ好みがあります。
その好みでさえ、その時々の気分によって大きく変化します。
だから、自分が面白いと思っているものでも、
人によっては、面白くない、となってしまうのも仕方ない事なのです。
私は、昔、人に本を薦めた所、
「しょーもない!なんもオモンなかったわっ!!」
と、付き返された経験から、
面白いものはコッソリ自分だけで楽しもう、と、心に決めておりました。
(若しくは、それを共感できる人とだけ共有する)
今にして思えば、その相手と喧嘩していたのですよ。
人を傷つけるには、その人が好きなもの、精神的趣向のモノを傷つけるのが
一番有効なのかもしれません。
故に、私は出来得る限り、作品を貶したくないと思っております。
己にとって必要でない栄養素でも、
人によっては 「命を救われた作品」 なのかもしれないからです。
…でも、たぶん、自分でも意識しないままに、色々な作品を批判している…(反省)
* * * * *
本日も、本を購読。いい加減自粛しよう。
だいたい、読んだだろ、江戸川乱歩の 「屋根裏の散歩者」 。
…売り払った本ほど、読み返したくなるのが不思議です。
乱歩の文体は軽快で、心地良い。
とんでもない事をサラっと言って述べる、
人が目を丸くする様を、指さして笑っている。
悪趣味なのに品がある、なんて不思議な人なのだろう…(うっとり)
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そして、懲りもせず レイチェル・カーソンの 「沈黙の春」 を購入。
…この本、買うのも何回目だよ…
タイトルだけ見て最初に購入したのは、何も知らない十代の頃。
文学小説の様にも感じられる、この重厚なタイトル。
環境問題の先駆者、
「花も咲かない、鳥も鳴かない、虫も飛ばない、そんな沈黙の春が訪れる」
という内容の文章は、どんな文学にも勝るのでは、と感じます。
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ケストナーの 「飛ぶ教室」 。
このケストナーという人は、なんて可愛い人なのだろう!
そして、何故、どうして、彼は私たちが忘れてしまった子供心を覚えているのだろう、
と、不思議な気持ちになります。
読むと、「あー、そうそう、分かる、そういう感覚って、子供の時にあるよね」
と、懐かしく、それでいて、今を生きる活力にしてくれるような、
愛おしい作品です。
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あと、「ぼくらの」 の最新刊。 凄まじく面白かった。
「死の授業」…つまりは、ディス・エデュケーション(死の概念、死の教育)
日本は遅れていると言われています。
死を考えるから、生が輝く事を、私達はいつも忘れてしまいます。
「考えなさい」
「体外の生物は生きるためにその思考のほとんどを使う」
「それは人間の大人もまったく変わりがない」
(自分の食事を得るために考えているのに過ぎない)
「でも子供の期間は違う。生きる以外の事に悩める時間」
(一部の先進国に限られた話ではあるけれど)
そして、それは人間に与えられた最高の娯楽なのだと…
このくだりが…最高に素晴らしい。
まぁ、とある人曰く、上記にあげた本、全てが、「しょーもない」 らしい。
(滅茶苦茶、根に持ってるな・笑)
うーん、人の趣向ってのは、難しいですね。
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